草木染めとは

 

草木染めイメージ

1000年以上にも及ぶ日本古来の草木による繊維染色の知恵をヘアカラーに応用した植物生まれの自然派カラーです。 化学染料とは違い、100%天然の草木から作られているので、髪や頭皮はもちろん環境にも優しいヘアカラーです。また草木染め特有の透明感のあるやさしい色や、草木染めの天然成分が髪をケアすることにより、ハリ、コシ、ツヤ感を味わうことができます。

草木染めの特徴

天然成分100%ですので、髪への作用はすべて自然のものです。草木に含まれている油分、糖質、タンニンなどの成分が、髪をケアしながら髪にツヤ、コシ、ハリ、弾力を与えます。 またカラー剤でありながら究極のトリートメント効果を発揮します。


☆草木染めの原料は、100%天然成分でアルカリ剤が一切入っていないため、通常のカラーリングのように明るくしたり、暗くしたりすることはできません。一度通常のカラーリングをした既染毛に作用します。そのため、白髪や黒髪、暗めのカラー毛では染まりません。

草木染こんな方にお勧め
  • 髪を傷めずに染めたいお客様
  • 毎月カラーをされたいお客様
  • 髪にハリ、コシ、ツヤを出したいお客様
  • 全体的な明るさは変えずに色の印象を変えたいお客様
  • 毛先が褪色して、パサつきや傷みのあるお客様
根元が少し伸びている場合

新生部(新しく延びた部分)は専用の低アルカリカラーを使用します。草木染めで使用する低アルカリカラーは通常のカラーに比べて10分の1程度のアルカリ量しか入っておらず、さらにフルーツハーブエッセンスを加えることで頭皮への刺激を大幅に緩和します。既染部(一度以上カラーをしている部分)には脱色作用の全くない天然成分100%の草木染を行います。草木の天然成分が髪にハリ、コシ、ツヤを与え髪を風合いのある自然なブラウンに染め上げます。

毛染めイメージ

※根元が伸びすぎている場合や、大幅なカラーチェンジの場合は一度、通常のカラー剤で色を整えシャンプーした後、草木染めをするダブルプロセスをお勧めします。


草木染めの効用
タンニン 髪にハリを与えて、乾くとサラサラ感やツヤ感を生み出します。
フィストステロール
(植物油脂)
毛髪内部の水分を逃がさず、しっとり感やしなやか感を長続きさせます。
グルコース
(ブドウ糖)
保湿効果が高くしっとりと髪を落ち着かせる効果があります。

草木染めの目的・効用別分類

傷んだ髪

色剤に含まれるタンニンがタンパク質同士を結びつける働きをするため、キューティクルを整え毛髪内部の栄養の流出を防ぎます。

黄蘗(きはだ)

黄蘗(きはだ)

コチニール

コチニール

軟毛

適度なハリコシを与え、持続しにくい軟毛のヘアースタイルをサポートします。

槐(えんじゅ)

槐(えんじゅ)

蘇芳(すおう)

蘇芳(すおう)

アカミノキ木

アカミノキ木

くせ毛

毛髪表面をしっかりと整え、光の乱反射で乾燥して見えるくせ毛のツヤ感をUPさせ、 広がりをおさえます。

鬱金(うこん)

鬱金(うこん)

紅麹

紅麹

藍

藍(あい:タデ科)

雲ひとつない青空を海面に映しとったような青色

藍

紀元前4500年ころのインダス文明に藍染の工房が発見されているように、古い歴史を持つ。日本では2世紀頃、中国から入ってきた蓼藍により藍染めが始まったとされている。

◎藍色

藍 イメージ

紅麹

空一面に広がった輝く朝焼けのような赤橙色

紅麹

麹の一種。鮮やかな紅色をした紅麹と呼ばれる天然着色料。 中国では古来から醸造や消化器系を助ける漢方薬として使われており、最近では日本でも健康食品として注目されている。

◎紅色

紅麹 イメージ

蘇芳(すおう:マメ科)

山をにぎわす色づいたもみじのような赤色

蘇芳

インド、マレー半島原産の小高木で、古く中国経由で日本に。心材の煮汁が染料となり、その深みのある赤は紅花に次ぐものとして、王朝の貴人たちの衣服を飾った。

◎すおう色

すおう イメージ

コチニール(サボテン科)

春風にそよぐ桜のようなピンクがかった赤色

コチニール

ウチワサボテンの表面に寄生する貝殻虫の一種で、鮮やかな紅色の染料がとれる。中南米では古くから使われており、マヤ文明の発掘品からはコチニールで染められたものが発見されている。

◎コチニール色

コチニール イメージ

黄蘗(きはだ:ミカン科)

鮮やかに咲き誇った菜の花畑のような黄色

黄蘗

日本の山地に自生する全長25m程度の落葉高木。鮮やかな黄色の内樹皮があり、この部分を黄蘗とやんで、薬用や染料に。無媒染で一番キレイな黄色が出る珍しい染料である。

◎キハダ色

黄蘗 イメージ

鬱金(うこん:ショウガ科)

春の山林に咲き乱れる山吹のような黄色

鬱金

熱帯アジア、インドシナ半島原産の薬用植物。現在は台湾、中国、インド、スリランカなどで栽培される。根の部分が染料にも薬用にもなる。カレー粉の黄色は主にこの鬱金。

◎うこん色

鬱金 イメージ

槐(えんじゅ:マメ科)

朝日が水面に反射して輝きを帯びたような黄色

槐

中国原産の落葉樹。日本に渡ってきたのは古く現在では庭や街路樹など、いたるところで見ることができる。花、身、枝葉共に薬用になり、花の部分が黄色の染料になる。

◎エンジュ色

槐 イメージ

アカミノキ木(アカミノキキ:マメ科)

秋の大地を埋め尽くす落ち葉のような茶色

アカミノキ木

中央アメリカを原産地とする小高木。日本へは、明治の初め頃輸入され始める。黒色染料として、現在でも礼服産業や染色業界では欠かせない染料である。

◎アカミノキ色

アカミノキ木 イメージ